TREについて

どのようなメカニズムで解放が進むのか?ストレッチが脳に作用する理由

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脳の働きについて

通常の状態では、私たちの脳は情報を取り入れると大脳辺緑系の勘定によって処理し、更に理論的な分析と筋の通った反応をするために、それを新皮質に送ります。   危機的状況の時はこのプロセスが変化します。危機的状況になる出来事に遭遇した時は、脳のもっとも原始的な部分が使われます。脳幹と大脳辺緑系です。ここでは理論的な反応に必要なプロセスを経ずに、すぐに反応します。理論的な反応では時間がかかり、危険を招く可能性があるからです。   このようなプロセスは危険の瞬時には私たちを守ってくれます。しかし繰返し長い期間、危険を体験し続けると、私たちはこの反応パターンを強化してゆきます。そしてこのパターンを使えば使うほど、私たちの脳は危険が去った後も、ますますこのパターンを自動的に選択するようになります。つまり、この神経回路が活性化すればするほど、この一時的なものが恒常的なものへ発展してゆきます。  

 

振動によって神経組織に作用

TREのストレッチは、身体の核心部にある大腰筋に穏やかな振動を引き起こします。この振動が中枢神経を伝わり、脳幹から深い慢性的な緊張が解放されると、脳は危機回避のためのホルモン(エピネフリン、ノルエピネフリンなどの脳内化学物質)を送り出すのを止め、新しく安心と快適さのホルモンを生成し、全身の神経に新しい情報を伝え始めます。  

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  危機的な出来事が終わると、私たちの神経組織は活性化して産出された化学物質のうち、体験している間に使われずに余った分を震えることによって捨て、自然と不活性化する必要があります。この震えが脳にサインを送り、危険が去ったので警戒態勢を解除する必要があると伝えるのです。   もし、神経組織が不活性化しないと、身体はショートした状態のままになり、脳はまだ危険状況が続いていると思い込んで、身体に警戒態勢のままでいるように命じます。その結果、筋肉は過剰なエネルギーを抱え込みます。このエネルギーを放出するチャンスがないと、筋肉は慢性的な緊張状態を作り出します。   危険が過ぎ去っても、この高いエネルギーが発散されずに神経回路に蓄積されると、生き残るための非常態勢、緊張・興奮が繰り返し生み出され、フラッシュバックや睡眠障害、無気力、無感覚、うつ、イライラ、突然の怒りの爆発、過剰な警戒心、音や光、匂いに対する過剰な反応などのPTSD(心的外傷後ストレス障害)の症状として現れるようになります。 

脳はコントロールできない?

脳(大脳辺緑系)を私たちはほとんど意識的にコントロールできません。つまり意識の場である大脳皮質によって影響を与えることはできないのです。ここに震えの利点があります。震えは脳の大脳辺緑系から起こるために、私たちの意識的なコントロール下にありません。言い換えれば、震えを起こす運動は思考する脳を素通りして、無意識の脳幹に直接達することができるのです。震えは、意識的なコントロールもストレスを開放しているという意識も無しに、HPA軸(視床下部-下垂体-副腎系)を遮断することによって身体をリラックスさせ、ストレスを軽減してくれるのです。  

 

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