ストレス

ストレスが主な原因と考えられる体調不良と症状について

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ストレス関連疾患(心身症)

ストレスが身体に与える影響

私たちは日常生活でストレッサーを経験すると、そのストレッサーを解決したりストレッサーによる悪影響(ストレス反応)を緩和するために、さまざまな工夫をします。これをストレス対処(コーピング)といい、ストレス対処が適切になされている場合には、心理面、身体面、行動面のストレス反応はしだいに低下していきます。

しかし、対処能力を上回るほどのストレッサーを経験したり、ストレッサーが長期間続いたりするとストレス反応も慢性化していきます。ストレス反応が慢性化すると、まず活気が低下して、元気がなくなってきます。この状態が解消されずに慢性化すると、イライラや不安感を覚えるようになります。そして最終的には気分が落ち込んだり、ものごとがおっくうになるなど、いわゆる「うつ」の状態に近づいていきます。

  • 気分の落ち込み、憂うつな気分
  • 趣味などが楽しめない
  • 体重の減少または増加、食欲の減少または増加
  • 寝つきが悪い、夜中に目が覚める、朝早く目が覚めてしまう、どれだけ寝ても眠気がとれない
  • 気持ちが焦るイライラしやすい
  • 疲れやすい
  • 価値のない人間だと思う、周りに対して申し訳なく思う
  • 思考力や集中力が低下する、決断が難しい
  • いっそのこと消えてなくなりたいと思う

 

ストレス関連疾患(心身症)

ストレス反応が改善されずに慢性化していくと、メンタルヘルス面での疾患だけでなく、身体面での疾患に至ることがあります。表1は、ストレスに関連していると考えられている疾患(心身症)のうち、代表的なものを示したものです。この表を見ると、普段見たり聞いたりするさまざまな疾患がストレスに関係していることが分かります。

しかし、これらの疾患の原因がすべてストレスによるわけではありません。たとえば同じ高血圧でも、ストレスによる場合とそうでない場合とがあります。両者の違いは、疾患の発症や経過にストレスが関係しているかどうか、という点にあります。もしこれらの疾患にストレスが関係していると判断される場合には、体の治療とともに、ストレス状態の改善についても考慮する必要があります。たとえば、ストレッサーに対する対処方法(コーピング)の工夫は、疾患の改善にとって有効な方法の1つとなります。

表1 ストレス関連疾患(心身症)

 

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